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ソール (北欧神話) : ウィキペディア日本語版
ソール (北欧神話)

ソールまたはソル()とは、北欧神話に登場する太陽女神
==神話==
スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第11章 - 第12章で、次のように説明されている〔『エッダ 古代北欧歌謡集』232-233頁。〕。
:ムンディルファリという男が、自身の2人の子供があまりに美しいことから、娘にソール(太陽)、息子にマーニ(月)という名をつけた。神々はこれに怒り、二人を捕らえて、太陽を牽く馬車の馭者をさせた。ソールは太陽の運行を、マーニは月の運行と満ち欠けを司る。
:馬の名はアールヴァク(「早起き」の意)、アルスヴィズ(「快速」の意)といい、体を冷やすための(ふいご)が取り付けられている。
:太陽は常にスコルというに追いかけられているため、急いで運行しなければならない。
古エッダ』の『グリームニルの歌』第39では、太陽が「天の花嫁」と呼ばれている〔『エッダ 古代北欧歌謡集』56、61頁。〕。また『ヴァフズルーズニルの歌』第47節では、太陽の運行は「妖精の栄光」を意味するアールヴレズルという名で呼ばれている〔『エッダ 古代北欧歌謡集』49頁。〕。こういった言い換えはケニングと呼ばれ、古北欧語や古英語では多く見られる。
『グリームニルの歌』第38節には、大地と太陽との間にスヴェルという楯が立っており、それが太陽の膨大な熱を大地から遮っていると語られている〔『エッダ 古代北欧歌謡集』56頁。〕。
『ギュルヴィたぶらかし』第51章が語るところでは、ラグナロクの時、太陽はついに狼に飲み込まれる〔『エッダ 古代北欧歌謡集』275頁。〕。しかし同53章および前述の『ヴァフズルーズニルの歌』第47節において、ソールがラグナロクの前に美しい娘を生んでおり、新しい世界ではその娘が太陽の軌道を巡るとされている〔『エッダ 古代北欧歌謡集』49、280頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ソール (北欧神話)」の詳細全文を読む



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